3年ぶりの餅つき大会

 2024年振り返れば業界に混乱を招いた年だった感じます。

 2024年問題と称された。働き方改革により、ワーキングの取り組みに大きな課題と、問題を抱えた会社も少なくはなかったのではないだろうか?技術職である我々は時間と年月をかけ技を磨き、完成度で商売を行う。その時間に制限を規制され、労働力の限界を悟った一年だった。若い世代に、技術や感性をを伝える時間が実に足りない年だった。特に、責任感、協調性を育む場所と時間が足りなかった。

 多くの50代の世代は厳しい環境で仕込まれて来ただけに多くの葛藤が生まれた。早く成長させようと叱咤するとパワハラと言われ、指導の言葉さえ教育をされる年だった。

 経済・技術発展の中に生まれた、義理や人情、そして思いやりで助け合った時代は望んではいけないのだろうか?来年こそは世代を超える何かを見出さなければ、日本がダメになってしまう気がしてならない。頑張り屋さんが疎まれてはいけない。施しや感謝を決して蔑ろにしてはならない。そんな事を思う締めくくりの年だった。


 弊社は、年末年ぶりに餅つき大会を開催した。これはこれまで続けた歴史の復活ではあったのだが、これも開催までは賛否両論様々だった。最終的には私のわがままが強く出た形ではあったが、声をかけ、つきたてのお餅をほおばる同志の笑顔に満足した。始めた当初5歳だった息子も30歳を過ぎ、恐ろしいパワーで杵を降ろし餅をついてくれた。いい出来栄えだった。

 この歴史を風化させないで継いでいってほしい。周りの人に笑顔を分け与える生き方をして欲しい。切に思うばかりだった。


 いずれにしても、晴天の中、誰一人かけることなく無事に締めくくれた事感謝です。

 来年も笑顔で皆さまと迎えることができますよう心から望みます。

 今年以上に無茶言うと思いますが、来年のしっかり生きていきましょう。


 皆様本年も誠にお世話になりました。

 来年も宜しくお願い致します。


              s.kawabata


 





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